冬のツーリングは魅力がたくさん
寒い冬の間は、ツーリングはお休みと思っているライダーも多いのではないでしょうか。
確かに冬は寒風が吹いたり、冷たい雨が降ったりとライダーにとっては決して恵まれた季節とは言えません。
ところが、冬とはいっても快適なライディングが楽しめるエリアが日本にはたくさんあるのです。
防寒性に優れたライダージャケットや必要な装備を準備して、冬のツーリングを楽しんでみませんか?
今回は特に冬に行ってみたいツーリングルートをいくつかご紹介します。
冬場のツーリングの魅力
冬場になって気温が低くなると、空気中の水蒸気やちりが少なくなるため、暑い夏と比較すると空気がクリアに澄み渡って景色が美しく見えます。
冬の旬の時期でなければ味わえない魚介類などもたくさん出回りますので、わざわざバイクでツーリングに出かける価値があるというものです。
冬に入る温泉の楽しさも、また格別です。
ツーリングで冷えた体を熱い温泉でほぐせば、芯から温まることができます。
冬に行ってみたいツーリングルート
数あるツーリングルートの中でも、特に冬に訪れたいのが阿蘇縦断コースです。
九州であれば冬でも気候が比較的暖かですから、バイクでのツーリングにもピッタリです。
特におすすめなのは、大分の湯布院からやまなみハイウェイでワインディングを楽しんだあと、熊本に向かって阿蘇山を縦断するコースです。
ミルクロードや阿蘇の大カルデラなどの展望を楽しむこともでき、熱い温泉に浸かってゆっくりすることも可能です。
阿蘇名物の馬肉もたっぷり楽しめるので、グルメのライダーにもおすすめです。
都心から近場ということであれば、茨城県南東部の霞ヶ浦から九十九里浜にかけてのコースなども一度は行ってみることをおすすめします。
このあたりは冬でも温暖な気候なので、週末にストレス解消に出かけるエリアとしても最適です。
都内からも日帰りで楽々行ける距離で、犬吠埼温泉などで体を温めることもできます。
海鮮グルメが楽しめるお店もこの辺りにはたくさんあります。
関西で冬に適したツーリングコースを探している方には、淡路島一周コースなども良いのではないでしょうか。
淡路島へは明石海峡大橋を渡って行く人が多いのですが、125cc以下の小型バイクで行く場合には高速船「ジェノバライン」でもアクセスできます。
4時間程度で一周できるので、日帰りのツーリングルートとしてもぴったりです。
淡路島に行ったら、海鮮料理や淡路牛をたっぷり楽しみましょう。
伊豆半島も温暖な気候の地域なので、冬場に一度はツーリングに行ってみるといいでしょう。
伊豆スカイラインや西伊豆スカイライン、マーガレットラインなど、走りどころがたくさんあって退屈しません。