1. >
  2. >
  3. バイクツーリングに最適な「やまなみハイウェイ」

バイクツーリングに最適な「やまなみハイウェイ」

阿蘇が人気な理由

「やまなみハイウェイ」は国内でも屈指のワインディングルートとして知られ、
山間の美しい絶景を楽しみながら走れる、バイクツーリングに最適なロードです。

温泉地として名高い大分県の別府から、雄大なカルデラ山系が広がる
熊本県阿蘇へと繋がる全長58キロのルートで、最大標高1320mの地点まで
巡ることができます。

普通に走らせれば1時間半ほどですが、各ポイントに展望台があり、
土産物店や食事処が連なっており、3時間程度かけてじっくり楽しむのが
いいかもしれません。

ツーリングに訪れる人も多く、駐車場も揃っているので
初めて会うバイク乗りと会話を楽しんだり、
道すがらピースサインですれ違ったりなど、
古き良き慣習もここには残っているのも魅力です。

中にはバイクライフを満喫するために
阿蘇に引っ越して来たという人もいるほど、人気のあるロードなのです。

出発は大分県から向かう人が多いかもしれません。
前日、別府温泉や湯布院で1泊して温泉を堪能した後、
お待ちかねの「やまなみハイウェイ」を走り抜けます。

絶景の紅葉スポット

飯田高原からくじゅう火口へと真っ直ぐに伸びる長者原にかけては、
都会では見られないダイナミックな風景が広がります。

春の桜や新緑、秋には素晴らしい紅葉と季節によって美しく変化していく光景も
見逃せません。山道特有のコーナーや山あり谷ありの起伏に富んだワインディングロードと、
スピードを出して楽しめるロングストレートが繰り返され、景色とライディングの両方を
思いきり満喫できます。

長者原は「やまなみハイウェイ」の絶景ポイントの1つで、
ビジターセンターが設けられており、周辺にはタデ原湿原が広がり、
土産物店やレストランも連なります。

ここから九十九折れの坂道を登っていくと、標高1320mの最高点がある枚ノ戸峠へと到着です。
登山客の拠点ともなる場所で、秋には絶景の紅葉スポットとなります。
近くには展望台があり、阿蘇五岳も眺めることができるでしょう。

ここから今度は逆に九十九折れの道路を下っていくと、瀬の本高原が広がります。
黒川温泉まで10分の場所で、標高900mの高原の風が心地よく吹き抜けるここには、
ライダーの間でも有名な三愛レストハウスがあり、広い駐車場にレストラン、
土産処、キャンプ場も備わっています。

また近隣にあるコダワリのケーキをバイキングで楽しめるお洒落なカフェは有名です。
高原を抜けて少し走ると「やまなみハイウェイ」最後の展望台となる城山展望所へと到着します。
最後の絶景を楽しむと、58キロの旅も終了です。