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初めてのツーリング

初めてのツーリングに行く前に

バイクに乗り始めたら、一度はツーリングに行ってみたいと思うはずです。

でも、初めてツーリングに行く時には、何に気をつけるべきなのかも分からない場合もあります。

ではせっかくのツーリングで失敗しないために、準備の段階にまずやっておきたいことって何でしょう。

 

まず、安全面や突然の故障などを防ぐためにも、できればツーリング前に点検はしておきたいですね。

時間をかけて点検する余裕がない場合でも、ブレーキの効き、オイルの量、空気圧くらいは最低でも点検しておきましょう。

また季節を問わず、ウェアには気をつけたいです。

夏だからと言ってTシャツで乗る、なんてことをしないようにしてくださいね。

万一の時、体を守るという意味でもウェアは大事なんです。

 

それと、ヘルメットがスモークシールドだという人もいるかもしれませんが、これもちょっと気をつけた方が良いです。

絶対に明るいうちに行って帰ってこれるというならまだしも、日が傾いて暗くなってからも走る予定があるなら、シールドはクリアのものにした方が良いです。

視界が悪いスモークだと、暗くなったらとても走れないですし、走れたとしても危ないです。

 

ツーリング中に気をつけたいこと

普段から有料道路を通ることが多い、という人なら心配いらないかもしれないですが、料金所をスマートに抜ける方法はきちんと考えておきましょう。

自分なりにやりやすい方法を考えるのが1番ですが、私のオススメはETCカードです。

ポケットに直接現金を入れるという方法もあるんですが、ETCカードがあればよりスマートかつ楽に通れるかな、と思います。

ETCカードを持っていない場合は、有料道路の料金を調べておいて、ぴったり払えるように予め用意し、ポケットに入れておくと良いかもしれません。

 

ツーリングの途中でトイレに行くなど、ちょっとした用事でほんの少しだけバイクを離れるという時でも、盗難には気をつけた方が良いです。

ヘルメットをちょっとミラーにひっかける、鍵をバイクに挿しっぱなし、というのは良くありません。

良いヘルメットだと、ホルダーにロックしていてもストラップを切ってまで持っていく、というケースもあるので心配なら持ち歩くのがベストです。

 

また未舗装道路だけでなく、夏に強い日差しで柔らかくなってしまったアスファルトの上にスタンドで駐車すると、段々地面にスタンドが埋まり、最後にはバイクが倒れることがあります。

そんな馬鹿なと思いたくなりますが、まれにあるんです。

ですから、ちょっとした木の板などをスタンドの下に敷き、バイクの重さが1点に集中しないようにしましょう。

下り坂でスタンドを使って駐車する時には、ギヤを1速にするのも忘れないでください。

スクーターの場合は、パーキングブレーキのかけ忘れに注意です。

 

都市部だとガソリンスタンドの多くは24時間やってますし、すぐに見つかりますが田舎に行くとそうはいきません。

数が少ない上に閉まるのも夜7時などの早い時間であることが多いです。

だから、給油のタイミングには余裕を持つようにしましょう。

 

初めてのツーリングだと意外にやってしまうのが、バイクで走ることに夢中になりすぎて、せっかく景色の良いところまで行ったのにろくに見ない、または見ても写真の1枚も撮らずに帰宅してしまった、という失敗です。

最近ではカメラがついていない携帯の方が少ないくらいですから、写真を取って旅の想い出として残しておきましょう。

 

最後に、長時間の駐車、宿泊を伴うツーリングでの注意です。

悲しいことですが、バイクを盗む人というのも世の中にはいるので、最低でもディスクロック、できることならサイクルロックを用意しておき、盗難への対策も取っておいてください。

せっかくのツーリングでバイクが盗まれることほど、悲しいことはないと思いますので、しっかり自衛はしておきましょうね。