納車したバイクで何度も立ちごけし炎上!
女性というのは、基本的に男性よりも体格が華奢にできていますから、バイクを選ぶときには自分で扱える範囲の重量と大きさのものを選ぶことを心掛けたいものです。
先ごろ、ひとりの女性youtuberが納品当日のバイクで何度も立ちゴケした動画が公開され、大きな話題になりました。
動画では、何度も立ちゴケして途方に暮れてしまった女性の姿を見ることができます。
何度も立ちゴケしてしまった後になんとか走り出すことに成功するものの、バイクは半壊状態で廃車寸前、ビデオを見てあきれる人が続出しています。
結局は自走不可ということでサポートを受けた女性ライダーでしたが、「公道であれは迷惑」という声も上がっています。
女性ライダーが格闘していたのはCBR1000RR SC59
ビデオで女性ライダーが格闘していたバイクは、ホンダの「CBR1000RR SC59」です。
ロングツーリングにも耐えるスーパースポーツCBR1000RR SC59は全長2080mm、シート高820mmです。
問題の女性ライダーの身長は150cmなので、バイクを選ぶ時点でもう少し自分の体型や腕力を考慮したほうが良かったのではという声が多いようです。
車体重量も201キロあり、バイクに不慣れな女性にとっては荷が勝ちすぎるバイクと言えます。
CBR1000RRのSC59前期は2008年に発売されたモデルで、デザインは確かにエレガントでかっこいいのですが、女性youtuberの立ちゴケによって半壊にまで追い込まれてしまいました。
体格にあったバイクに乗ることが大切
バイクというのは自動車とは違って、自分の力で押したり起こしたりしなければならないわけですから、自分の体力の限界をよく見極めた上で選ぶことが大切です。
特に女性は肉体的に男性ほどの力がないので、できるだけ扱いやすい軽くて小さめのバイクを選ぶことをおすすめします。
バイクショップで実際に押してみたり駐輪してみたりして、難なく使えるようなバイクを探すのが一番です。
常に余力を残しておくことが、ライディングの際には非常に大切なことになってきます。
ツーリングなどに出かけようとすると、冷たい雨や熱気、寒風などといった気象条件によって体の熱が奪われたり、逆に加熱されて熱中症になってしまったりすることもあります。
こんな時に、身に余るような大きいバイクを操縦していると、精神的にも体力的にもへとへとになってしまいますので、ライディングを楽しむことができなくなります。
バイクはくれぐれも楽しむための道具と割り切って、一回り小さめのものを買い求めるのが一番でしょう。
バイクショップのスタッフに意見を聞くのも大切なことです。