自分の身を守るために
バイクに乗るにあたってプロテクターを装着していますか?
この質問に「ノー」と答える人も少なくないでしょう。
あるデータによるとプロテクターの装着率は全ライダーの7%程度です。
しかしそれはシートベルトなしで無防備で運転しているのと同じです。
生身の人間がむき出しの状態で乗る乗り物なので、プロテクターなどで自分の身を守る必要があります。
年間700人くらい、ライダーが命を落としています。
自分を守るためにもオートバイに乗る際には、プロテクターをつけたほうがいいです。
怪我しやすい部分をガードできる
プロテクターを装着するメリットとして大きいのは怪我しやすい部分をガードできる点です。
ライダーが事故でけがしやすい箇所は脚部と腕部です。
いずれもプロテクターを装着していれば守れるので、安心して運転できます。
プロテクターを装着していれば、たとえ転倒してもクッション代わりになります。
このため、深刻なけがになる確率を低減できます。
バイクに乗っていると誰もが転ぶ危険性があります。
経験豊富なプロのライダーでも、時として転んでしまうこともあります。
素人であれば、さらにそのリスクは高まります。
その時の保険として、プロテクターを装着するのはメリットといえます。
プロテクターの種類
プロテクターにはソフトタイプとハードタイプがあります。
ソフトタイプは着心地を重視しているので、初心者向きです。
肩やひじ、ひざなどよく動かす部位に適しています。
ハードタイプはよりしっかりと守ってくれる素材が使われています。
胸部や背中に装着するプロテクターに多く見られます。
いずれももしけがをした場合、致命傷になりやすい箇所です。
またそれほど大きく動かす場所ではないので、ハードタイプでも着心地に違和感も少ないでしょう。
また衝撃吸収タイプも出てきています。
衝撃吸収素材が含まれているもので、転倒したときに体にかかるダメージを抑制してくれます。
女性用のプロテクターも
最近では女性ライダーも少なくありません。
もちろん女性も万が一のためにプロテクターをつけて運転したほうがいいです。
女性用のプロテクターも出てきているので、こちらの中から購入するといいでしょう。
男性用のものだと、小柄な女性が装着するとぶかぶかに感じることもあるでしょう。
一般的に男性よりも一回り小さい女性が装着する前提で、コンパクトサイズにまとまっています。
また男性用のものだと、胸元が少し窮屈に感じる人もいるでしょう。
女性用プロテクターであれば、胸元にフィットしやすいデザインとなっています。
通気口が設けられているなど、長時間ツーリングでも快適に運転できるような多機能性のプロテクターも出ているので一度チェックしてみませんか?